世界トップランカーの二人が手掛けるフリースタイルフットボールのNEW BATTLE「Make the Most of it(メイク・ザ・モス – GOALSTUDIO
世界トップランカーの二人が手掛けるフリースタイルフットボールのNEW BATTLE「Make the Most of it(メイク・ザ・モスト・オブ・イット)」独占インタビュー

世界トップランカーの二人が手掛けるフリースタイルフットボールのNEW BATTLE「Make the Most of it(メイク・ザ・モスト・オブ・イット)」独占インタビュー

国内最強との呼び声も高いフリースタイルフットボーラーのKo-suke, 現アジアチャンピオンであり、GOALSTUDIOのグローバルアンバサダーも務めたIbukiの二人が手掛ける、フリースタイルフットボールのNEWバトル「Make the Most of it」既存のバトルとは一線を画す同大会について、2名に独占インタビューを行なった。

 

 

K : Ko-suke(写真左)

I : Ibuki (写真右)

 

―お2人の自己紹介をお願いします

 

k フリースタイルフットボーラーのコースケです。主な経歴としては、2016年RedBull Street Style World Final準優勝、これまで日本ランキング5年連続1位、ギネス記録も持っていたりして、そんな感じでフリースタイルフットボールをやってます。

 

i 現役最強との呼び声が高い、、、

 

k サラリーマンやりつつも、バトラーとして再前線を走っています

 

i Ibukiです、フリースタイルは高校生の頃からやっていて、2019年アジアチャンピオン、2020年世界ランキング2位の経歴を持っています。僕はプロのフリースタイルフットボールプレイヤーとして生きていて、20歳の頃からフリースタイル1本で生活しています。

 

―有り難うございます、凄い経歴ですね。そんな2人が今回オーガナイザーに回り、いつもと少し違った形式で大会を開くということで、まずどんな大会かお伺いしてもよろしいでしょうか?

 

k 今までの大会というのは大体トーナメント形式で1vs1で争い続けて、最後に勝ち残った人が優勝、という形式だったんですが、

i ダンスバトルみたいな

 

k 今回はそれとは違って、「1番いいバトルをした人」(この1番いいバトルというのを「ベストバウト」という)を生み出した1組の2人を優勝にしちゃおうという部分が特徴的なイベントですね

 

―バトルをしたどちらか片方が勝ち上がるのではなく、いいバトルをした二人組が優勝する?

 

i 当日に1番会場を盛り上げた、その空間を持っていった1組が優勝します。おそらくその日会場に居る全員が1番印象に残っているであろうバトルをそのまま評価したいと思って。。

 

―他の大会とかだと、ベスト◯◯賞といった枠で評価しそうなところを、あえて今回優勝の基準にするということですね

 

k そんなところですね

 

―聞いていてすごく楽しそうだなって思います。なぜこの形式で大会を開こうと思ったんですか?

 

 

k きっかけとしては1vs1でやっていくフリースタイルの今のバトルって、そもそもの評価されるされないの基準において、技術的な視点の比重が高い。だけども、実際に技術的な視点の比重が高いからと選手がそこにフォーカスしてしまうと、意外と見ていて面白くないんですよね。

 

i そうすると機械的なプレイヤーが増えていってしまって、少しもったいないなと思う部分がある。

 

k それはそれでアスリートとしては素晴らしいことなんだけど、フリースタイルフットボールって技術を競うっていうよりかは、そもそもの発端はやっぱり人を魅せることにあるはずなんですよね。ストリートで人を魅せる遊びとして始まったものだから、そこ本来の部分が損なわれていたら悲しく感じるし、果たしてアスリートチックな競技としての成熟の方向だけにフォーカスしていくのか、はたまた人を楽しませるというある種「アート」だったり「エンターテインメント」という側面も守っていくのかという話があると思います。そして、今の時代、後者は大事だと思うんですよね。これだけいろいろなエンタメが世の中に台頭している中で、単純にフリースタイルが競技としての方向性に振り切ってしまうと結構埋もれやすいなと感じる節があります。

 

i そもそもの開催に至った経緯をもう少し深掘ると、普段からコースケさんと僕がシェアハウスを始めて約2年弱一緒に住んでいる期間中に、我が家ではそういう会話が常日頃行われていて、業界のことについて話している度に、この2人の会話だけに留めておくのはもったいないよねっていう話もよくしています(笑)何か形として残していかないとねって考えつつ、重い腰がようやく上がったというのが今回です。僕たちにはカルチャーをこうしていきたいっていう思いや愛が強くあって、それをちゃんと形にして作りましょうっていうのが本当のきっかけですね。

 

k そうねそうね。

 

―思いを持った2人が共に暮らしているからこそ生まれた試みなんですね。経歴をお伺いすると、世界で戦っていたりする分アスリート色が強いかと感じたのですが、その経験を持つ2人だからこその会話があり、新たな大会の開催に至ったんですね。

 

 

k まあでもあれだよね、やっぱりアスリート的に最初はやってきてたけど、ある種ニッチなカルチャーではあるから、結局は技術的な成熟度よりも、人への価値提供だったり自己実現だったりというところの話に2人で話していると落ち着くんだよね(笑)

 

i 最終的にはね(笑)帰結する部分は結局自分であって、心にちゃんと向き合った上で、何をどうしたいの?どうありたいの?という話になるから、それは決して技術だけの追求で体現する事は出来なくて。日本のフリースタイルシーンでは完全に答えとしては行きついていなくても、そういった自分の内面に向き合い、それぞれの思う方向性に進んでいるプレイヤーは沢山いて、すごく良いところだと感じています。ただ、それぞれ好きな方向性がある故にそれらを現行の1つのバトルで天秤にかけて測ることもまた難しくて、何か良い方法はないのかなと。いろいろな価値が育って成熟してきて、ポテンシャルはかなり高まっているし、さらに育つとも思う。それらを業界内外へ影響を与えるために活かすには何をどうすれば良いんだろうねって話をしていた中での新しいチャレンジですね。

 

―世界的にもフリースタイルが広がってきている中で、仰る通り日本人は自分のカラーを持っている選手が多いですよね、そのカラーが生まれている理由を汲み取るっていうのも大きな魅力になり得るんですね。

 

 

i まさに。あと、他にも大会をまだ見たことがない人たちにより魅力的に思ってもらうために個人的に気になる部分があって、今まで多くもらってきた声の一つに「大会を見ていても勝敗が分からない」があるんですよね。人が何かにハマる時って、ある程度その対象について分かった上で見るか、分からない状態で入ってもなんとなく分からせてくれる仕組みがイベントや競技を通じて設計されていると思っていて、今までのバトルにおいてはそこがすごく難しい点だった。でも今回の大会はそういった部分で言うとすごく分かりやすくて、専門的な知識など何かについて詳しい必要もなく、ただただ自分の中ではこのバトルが1番面白かった!という自分の感性に直接訴えかけてそのままその結論を出してくれれば良い。初めてみるお客さんにも、より楽しんでもらいやすいかなという気はしています。

 

―足だけで行う技術って一般の方からして難易度の想像が難しいですよね。

 

k 今回はジャッジに専門の審査員のみではなく、オーディエンスジャッジという仕組みも入れていて、お客さんから見てどれが良かったのかという感想がかなり影響するようになっています。という風に、専門的なジャッジがいるからある程度は技術的な視点も少し反映されるけど、端的にどれがカッコよかったのか、どれが面白かったのか、どれが1番印象に残ったのかという、結局見にきた人にとって「あのバトル熱かったなぁ」とかそういう体験に価値があると思っているから、そう思うならそれを優勝にしようよっていう大会です

 

i まさに

 

―「あのバトルのここが好きだった!」という感想で良いんですね!分かり易い

 

i お客さん目線としてはそうで、更にいうと技術的な部分はこれまでプレイヤーたちにとっては勝敗に絶対的に付き纏っていたものであって、そこを基準に、ある意味大会等、公の場では評価をされてこなかったプレイヤーたちもいます。勝敗を決めていく上で最後の1人になるまで勝ち上がるには、あらゆるスキル全てを兼ね備えていないと淘汰されてしまう。ただ、その勝敗が決まっていく間にも様々な方向性で価値を持ったプレイヤーたちがいて、今大会はそういったプレイヤーたちは好きな自分の思う良さを100%発揮しにきてほしいです。自分の思うフリースタイルに振り切ってもらって、振り切ったもの同士がぶつかることでそれが何か化学反応を起こすのかどうか、みたいな。化学反応を積極的に起こしにかかるのか、それとも自分に集中してとにかく俺を見ろ、みたいな感じでいくのか、塩梅はプレイヤー次第。いつもと違った楽しみ方ができるといった具合になっています。

 

―聞いている限り現場にいた方が絶対面白そうですね。

 

k いやーもうその通り!!その場に来ないと得られない体験と価値がある。

i 日本中の今刺激を求めているプレイヤーであったり、ストリートカルチャーが好きな方は全員現場にいた方がいい、ほんまに(笑)自分が主催じゃなく参加側でも行く選択をします。

 

k 何ならあれだもんね、バトル出る側もオーディエンスを沸かせるために来ているわけで、見せられた側も楽しいと思うし、何が1番良かったかの決定権もオーディエンスにあるわけで、中々無い仕組みだから面白いよね。

 

i プレイヤーにとっては色々なものを覆しに行くチャンスでもありますね。

 

 

―話は変わりますが、コースケさんは今回イベント初主催なんですか?

 

k そうなんですよね。

 

i こんなに色々な考えを誰よりも蓄えているのに、ここに来て初めて…(笑)

 

k 今まではバトラーとして業界内を良くするとか、カッコ良くするとかをかんがえていたんだけど…

 

i 自分の姿を見せて体現することで?

 

k そう、自分自身がプレーを通じて外向きにアウトプットすることで価値を広く深く掘り下げていくというのをやっていた。でもやっぱりどうしても自己実現だったり価値提供って言うところに全てが紐づいていくんですよね。だとしたらプレイヤーとしてやる以外にもその手段って沢山あるわけです。その手段の1つとして、イベント主催というのは元々やりたかった。大会を開くにあたって多くの大会は既存のレギュレーションをベースに作られるんですが、ルールそのものを価値提供や自己実現っていうものに直結しそうなルールにしちゃえばいいんじゃね?というのは元々思っていて、だから今回そういうものを開くことにしたし、これがうまく回ればいいなと思っています。且つ、今回の仕組みは業界内どころかストリートカルチャー内でもおそらく初めての試みなんじゃないかな?と思うので、ぜひ歴史の1ページを見に来て欲しいですね。

 

i バトルそのものをパフォーマンスとして1番いいアウトプットにしちゃう、結果じゃなく「バトル自体を」という試みが、一石を投じることにはなりそうですよね。

 

ibukiさんは今まで様々なイベントを主催してきているとお伺いしましたが、こういった形式のものは初めてですか?

 

i 今まで開いてきたのはいわゆる普通のバトルと、コンテスト形式のものですね。自分がイベントを開く時も、その理由というのは、業界をさらに良くして行きたいという思いの上で何かしらに課題を感じている部分にあります。その時々、場所や理由に応じたものを開催してきました。今回もこの仕組みをアイデアとして思いついてKo-sukeさんと話し合った時に、現状の業界に対する問題定義としてはすごくいいものなんじゃないかなと感じて開催の決意に至りました。

 

―お2人ともフリースタイルの世界に願うことがあって、そんな2人が一緒に話し合うことが多かったからこその大会ですね

 

世界大会( RedBull Street World Final 2019 in Miami)で2人が対戦している様子

 

k やっぱり人って人との関わり合いで何かを生むというか、何かの瞬間で何がきっかけになるかも分からないけど、一緒に住んでいる約2年の間になんだかんだ影響しあった結果だとも思います。

 

i その大会でさらに参加した人たちが影響しあって何かいいものが生まれてくれたら最高ですね。

 

k フリースタイルの技みたいな「モノ」じゃなくて、体験という「コト」を提供する新しいスタイルを出来るだけもっと特化した形でやろうと思っているので、これはぜひ現場で体験しにきてください

 

i 「WEAR THE MOMENT, LIVE THE GOAL!」ですね。

 

 

<イベント詳細>

■開催日時 : 12月4日(土)開始 : 14:00 終了 : 18:00
■入場料 : 事前予約 ¥1,500 / 当日券 ¥2,000 ※ お支払いは当日現金でのお支払いとなります。
​■会場 : R-STARTUP STUDIO (〒106-0041 東京都港区麻布台1丁目8−10 麻布偕成ビル 1F) 最寄駅 : 日比谷線「神谷町駅」徒歩5分

■公式サイト : https://www.ibukifreestyle.com/about-1
■お問い合わせ : 080-2501-4952 or kagikofutsal@gmail.com


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